【内臓疲労回復】で3つの内臓の不調を治す方法を教えます
本日、紹介するのは松尾伊津香さんの「内臓疲労回復」という本です。
【こんな人におすすめ】
・内臓の不調を感じている人
・内臓の不調により全身の疲れを取り除きたい人
家事や通勤時間で有効に読書したい人におすすめ
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【結論】
何となく内臓の不調を感じている場合は胃、腸、肝臓の状態を疑ってみましょう。生活習慣や食生活などを見直すことで驚くほど不調が改善されます。
1.胃の疲労の対策
胃がチクチク痛むことってありませんか?これは胃酸の力です。胃酸は消化や殺菌などのために働くものでかなり強力なため、胃の内側を痛めることがあります。暴飲暴食やアルコール、カフェイン、辛い食べ物、炭酸などを過剰に摂取すると胃を守る胃粘液と胃酸とのバランスが崩れてしまいます。また、胃がムカムカする胃もたれは食べすぎによって引き起こされるため適量を食べるようにしましょう。解決策は胃腸のリズムを整えるため、毎日同じ時間に食事をすることが大切です。他にもしっかり噛んで食べることも効果的です。また腹八分目にするように心がけてみましょう。時々はプチ断食を行うことも効果的です。
2.腸の疲労の対策
下痢や便秘などの腸の不調を放置するとイライラや不安を感じやすくなると言われています。また、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンのもととなる物質は90%脳で作られるからです。また、腸は栄養の吸収と不要物の排泄の役割もあるので、不調を放置しておくと病気になる可能性もあります。腸を元気にする方法は食物繊維や発酵食品、オリゴ糖を含む食べ物を摂取することです。オクラや納豆、キムチ、チーズ、玉ねぎ、にんにくなどを効果的に食べましょう。
3.肝臓の疲労の対策
肝臓は胃や腸と違い沈黙の臓器と呼ばれていて痛みを感じる神経がないため痛みを感じません。そのため肝臓の状態は健康診断の数値を見て判断するしかないのです。特に気をつけたいのは脂肪肝で、血液ドロドロや糖尿病など恐ろしい病気を招きます。アルコールの飲み過ぎや糖質の摂り過ぎが脂肪肝となりやすいので注意しましょう。アルコールを飲む際に野菜やおつまみなどを摂るとよいです。血糖値の上昇が肝臓に負担がかかるため食事の際は糖質を多く含むお米は最後に食べると血糖値の急上昇を防ぐことができます。
【感想】
今まで何となく健康的な食生活を目指してきましたが、この本を読んで正しい知識を効果的に得ることができました。特にお酒が好きなので、おつまみや野菜を食べながらお酒を飲むことで肝臓への負担を軽くすることを知ることができてよかったです。内臓のことが気になる方におすすめの本です。