自己肯定感を上げるOUTPUT読書術
本日、紹介するのはアバタローさんの「自己肯定感を上げるOUTPUT読書術」という本です。
【こんな人におすすめ】
・読書をしているけど自己肯定感が低い人
・読書した内容をうまくOUTPUTしたい人
- 価格: 1518 円
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家事や通勤時間で有効に読書したい人におすすめ
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【結論】
読書によって人は自己肯定感を高め、人生を好転させることができる。読書と自己肯定感には明確な関連性があります。
1.本を読むことの意味
本を読むことの意味は3つあると紹介しています。
・自分のパフォーマンスを上げる
本はその道の専門家が長い時間をかけて溜め込んだ知見やノウハウを全て詰め込んで書いてあります。ネットの情報とは違い、何度も編集されているため正確な内容が多いからです。そして、本の内容を実践することで目に見えて効果が出ると自己肯定感が向上します。
・人生のリスクを最小化させる
歴史や先人の失敗を知っておくことで、人生におけるあらゆるリスクに立ち向かうための免疫を作ってくれる存在なのです。大げさに言えば人生の師匠とも言える存在なのです。
・長い人生を心から楽しむため
読書によって様々なジャンルの教養を身につけることで、深い楽しみや感動を味わうことができるからです。旅行に行ったり映画を見ることでも読書によって深い知識があるとないとでは楽しみ方が変わってきます。
2.読書に関する3つの誤解
・本は全て読む必要はない
自分でお金を投資して買った以上、全てを読んで理解し、覚えないといけないと思いこむ場合もありますが、実はそうではないです。読書の習慣がついてない状態で頑張りすぎると途中で断念して、自分には無理だと諦めてしまいます。自分が読みたい本を読みたい分だけ読むことが読書を習慣化するポイントです。
・多く読めばいいわけではない
いくらたくさんの本を読んでも自分が好きでない分野だったり、何となく読んでいては知識として蓄積されないので、コストパフォマンスが悪いです。読書のポイントはどれだけ読むかではなく「何を読むか」なのです。読書の目的はスキルや知識を身につけるための手段と明確にすることで選ぶ本も決まってきます。
・早く読めばいいわけではない
この本では読書は自己肯定感を高め人生を好転させる事と定義づけているため、本の内容をどれだけ吸収するかがポイントであり、早く読んでも内容を吸収できていない読書は無意味です。速読ができる他人と比較しても仕方ないので、自分のペースで読むようにしましょう。
3.アウトプット読書術の方法
具体的な方法を2つ紹介します。
・表紙と帯、目次から仮設を導き出す
読み出す前に表紙と帯、目次から自分なりの仮設を考えておくで、これをやることで理解度が増すのでおすすめの方法です。実践する際には5W1Hで疑問を投げかけると考えやすいです。
・言葉の温度を拾い読む
実は本には著者が本当に伝えたいことが1,2割あると言われています。この本当に重要な内容を拾うようにします。重要な内容を見つけるポイントは、文章の最初と最後に注目したり、強調表現があればメモする、譲歩構文に注目するなどがわかりやすいです。
【感想】
私は読書が趣味ですが、読んだ本の内容をOUTPUTすることで自分の理解度が高まることを知りこれからもこのブログで積極的にOUTPUTしたいと思いました。表紙と帯、目次から仮設を導き出すなど更に理解度が高まる具体的な方法も書いてあったので、早速実践してみたいです。読書が嫌いにならないように自分の好きな本を好きなだけ読んでいいという内容がとても共感できました。読書を習慣にしたい人や読書した内容を活かしたいけど具体的な方法がわからない人などにおすすめの本です。