あなたの成長に役立つ本を紹介します!!

時間がなくて読書がなかなかできない人も多いかと思います。このブログでは私が読んだ本の要約と感想、どのような人に向いているかを紹介します。あなたにとって少しでも私の読書した内容が役立てば幸いです。

【精神科医がすすめる疲れにくい生き方】から即実践できる疲れ解消法を説明します

 

本日、紹介するのは川野泰周さんの「精神科医がすすめる疲れにくい生き方」という本です。

 

【こんな人におすすめ】

・職場の人間関係でトラブルを抱えている人

・仕事のノルマに追われてプレッシャーを感じる人

・精神的に疲れている人

 

家事や通勤時間で有効に読書したい人におすすめ

↓↓

【結論】

禅や医学の観点から疲れにくい生き方を教えています。脳の疲れはネガティブな感情が原因であるため、ネガティブな感情との付き合い方が大切で、無理に否定するのではなく一度受け入れることが必要です。また忙しい現代社会においてマルチタスクによる脳の疲れもあるため、時には意識的にシングルタスクにすることも脳が疲れないためには重要です。

1.心の疲れは脳の疲れ

休日にしっかり休んだのに休んだ気がしない場合は脳の疲れによるものです。脳が疲れる原因はネガティブな感情によるもの(心の疲れ)とマルチタスクによるものがあります。心の疲れとは将来が不安などと考えることで脳のエネルギーを使ってしまう場合です。心の疲れの対策法は自分に対して思いやりの心を持つことです。思いやりの心を持つことで疲れにくい生き方ができます。具体的には、ストレスに柔軟に対応できる、幸せを感じる力が高い、何かに失敗してもまたチャレンジできるなどです。そのためにはネガティブな感情を否定しないことが重要です。ネガティブな感情を無理やり否定することで自分を更に傷つけてしまいます。ネガティブな感情を受け入れて泣いたり、叫んだりすることでネガティブ感情が自然となくなるのです。

2.マルチタスク疲れとは?

マルチタスクとは複数のやるべきことがある状態で、今この瞬間に注意を向けられていないことが原因で疲れてしまっている状態がマルチタスク疲れです。近年のIT技術の発展によりスマホやパソコンなどから今までと比較して膨大な量の情報が脳に入ってくるようになりました。ところが、脳の発展は以前とさほど変わっていないので、人間の脳が膨大な量の情報に追いつけないことで脳が疲れているのです。今この瞬間に注意を向けられなくなると作業効率の低下や感情のコントロールができなくなります。対策法は以下で説明します。

3.疲れにくい1日を実践する方法

具体的な方法を3つ紹介します。

・休日にデジタルデトックスをする

目的は脳を休ませるためで、具体的にはスマホの電源を切ったり、ゲームをしない、アプリを閉じるなどをすることです。例えば日帰りで登山に行く、公園のベンチで座るなど自然に触れ合うことも有効的な方法です。

・朝に呼吸瞑想をする

注意力を鍛えたり、自律神経のバランスを整えることができます。具体的には静かな場所で座り軽く背を伸ばし、1〜2回ほど大きく深呼吸をする、いつもの呼吸にし呼吸を観察することで意識的にシングルタスクにできます。

・休日の夜は自分を労り大切にする

1週間の終わりには自分に思いやりのある慈悲の言葉をかけてみましょう。心の疲労を回復させるためで、本当によく頑張ったなどと言葉をかけることで自分はもっと頑張らないとと自分を追い込んでストレスを溜め込むことがなくなります。自己肯定感が効果もあります。

 

【感想】

今まで疲れが取れないのは年齢や睡眠不足のせいだと思っていましたが、この本を読んでネガティブな感情やマルチタスクによるものだと知ることができました。また、具体的な対策方法も書いてあったので早速実践してみたいです。特にデジタルデトックスや呼吸瞑想など意識すればすぐにできそうなので、試してみようと思います。今の生活に疲れ切っている人にはおすすめの本です。

 

richpapa777.hatenablog.com

 

richpapa777.hatenablog.com

 

richpapa777.hatenablog.com