だから僕たちは、組織を変えていける
本日、紹介するのは斎藤徹さんの「だから僕たちは、組織を変えていける」という本です。
【こんな人におすすめ】
・自分の組織の現状に違和感を感じている人
・組織を変えたいと思っている人
- 価格: 2068 円
- 楽天で詳細を見る
家事や通勤時間で有効に読書したい人におすすめ
↓↓
【結論】
組織を変えていくためには「議論」だけでなく「対話」が必要となる。今の社会では「効率化」だけでなく、「創造性」がポイントとなる。
1.私達は幸せ視点を求めている
現代社会は大きな変化をしていて、一昔前の工業社会から知識社会へと変化しています。また組織はお金視点から幸せ視点へ変わっていると言われています。今までは品質の良いものを大量に作ることで企業は稼ぐことができていました。つまり、効率化を求めて業務を標準化することで成功していましたが、知識社会では創造性を求めて斬新なアイデアを求めているのです。
2.目指す組織像
目指す組織像は2つあり、1つ目は理想と現実のギャップ、2つ目は結果でなく関係性からはじめようということです。これからの時代に必要となるのは学習し、共感し、自走する組織です。
3.安全な対話で関係の質を変化させる
ここでは議論と対話が重要となります。議論とは問題を分解し、論理性を重視して最適解を選択限られた時間の中で最も効率よく正しい選択肢を発見し、意思決定するためのプロセスですが対話も必要となります。なぜなら対話は正解を求めるコミュニケーションだからです。
【感想】
会社の組織に違和感を感じていた時に手にとって見た本ですが、読んでみると対話が必要という点に共感が持てました。どうしても議論ばかりに目がいってしまい、対話して正解を求めることができないことがよくあったので、今後は時代の変化に合わせて組織を変えていけるようにしていきたいです。