【あきらめない「強い心」をもつために】が池江璃花子さんの基礎を作った話
本日、紹介するのは池江美由紀さんの「あきらめない「強い心」をもつために」という本です。
【こんな人におすすめ】
・自分の子供に強い心をつけてほしい人
・親の私がこんなだからダメなんだと思ったことがある人
家事や通勤時間で有効に読書したい人におすすめ
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【結論】
どんな親から生まれた子供であっても適切な刺激や環境を与えれば優秀に育つことができる。子供の可能性や人間の可能性は無限大です。子供を信じ、人間力と本番力をつけることで諦めない強い心を持つことができます。
1.諦めないための3つのポイント
・自分を信じる
子供の可能性は無限大で、どんな子も様々な才能や可能性を持っています。自分を信じることができない人は周りの人を大切にすることができないので、自分の子供にも自分を信じるように教えましょう。
・人間力を育てる
人間力とは優しい心を持ち、人から愛され、自分で考えて行動し自分の言葉で発することができ、努力し続ける力のことで、これからの時代にはとても必要となります。困難に直面したり挫折や失敗を味わった時に、絶対にくじけることなく乗り越えていける強さが大切なのです。
・本番力をつける
本番力とは本番でいつも通りに力を発揮できる、またはいつも以上に発揮できる力のことです。本番に強い子に育てることによって、あらゆるプレッシャーから逃げ出さずに立ち向かうことができるようになります。
2.強い子を育てる3つの秘訣
・習い事をさせる
野球やサッカー、水泳などのスポーツ系や書道や英会話などの学習系でもOKです。習い事は人間力を育めます。重要なことは家庭や学校の枠組み以外に子供にとっての別社会を作ってあげることです。普段会わない人に会うことによって自分と違った価値観を共有することができるからです。自分の考えだけが正解でないと理解することができます。また、タイムを1秒でも縮めたり、練習を重ねてスキルを自分のものにする努力やプロセスを経験することで自信がモテるようになるメリットも大きいです。
・常に前向きな言葉をかける
常に前向きな言葉をかけてあげることが自分を信じる力に繋がります。客観的に見れば簡単に達成できない難しい目標でも、その目標に少しでも近づけたら達成感を得られます。前向きな言葉は人にやる気とエネルギーを与えるのです。
・親が率先して人の役に立とうとする
人から愛される人は人の役に立ちたいと本気で思える人です。子供が理解する前から親が人の役に立とうと言い続けれて常に子供が耳にしていれば、人の役に立つのが当たり前になります。
【感想】
競泳の池江璃花子さんは病気と闘いながら克服し、東京オリンピックに出場しました。なぜここまで努力できるのかと疑問に思っていましたが、母親が池江璃花子さんを育てる方法を知ることができて納得できました。私も親でありますが、どうしてもネガティブな言葉をかけてしまったり、子供が大きな夢を語った際に否定しがちでしたが、この本を読んで考え方が変わりました。まずは自分が人生を諦めないようにし、そのことを自分の子供にも伝えていきたいです。子育てにお悩みの方に是非おすすめの本です。