自分は自分、バカはバカ。他人に振り回されない一人勝ちメンタル術
本日、紹介するのはひろゆきさんの「自分は自分、バカはバカ。他人に振り回されない一人勝ちメンタル術」という本です。
【こんな人におすすめ】
・対人関係でイライラしたくない人
・強いメンタルを手に入れたい人
・毎日の生活を充実させたいと思っている人
【あらすじ】
対人関係のストレスは常に存在し、多くの人が悩んでいます。そんな中でも著者はネット上で多くの批判や中傷を受けているにも関わらず、必要以上に悩んでいません。どのようにすれば他人に振り回されることなく自分らしく生活できるかについて具体的な方法を紹介します。
この本では他人に振り回されない方法について3つのポイントを紹介しています。
1.自分は自分、バカはバカで人生はうまくいく
ここでいうばかとは他人を攻撃する迷惑な人のことで、仕事のことで怒ってくる上司やマウントを取ってくる友人などのことです。ひろゆきさんは、周囲にいる人達を基本「見下しモード」で眺めていて「自分は自分、バカはバカ」と考えています。このモードでいると、他人に攻撃されても気にならずストレスフリーでいることができるということです。他人を見下すのは少し難しいので、観察や俯瞰するとよいでしょう。そうすることで対策やかわす方法を身につけることができます。
2.心配事がなくなる考え方
心配事がなくなる具体的な考え方は以下の2つあります。
・自分的無理ゲーの状況と選択肢をシミュレーションする
仕事のミスなど心配事を考えているとストレスが溜まったりしますが、実は心配事を考えるとはモヤモヤ悩んでいるだけではなく、選択肢を考えることです。会社でミスをしたら会社をクビになるでしょうか?日本ではよほどないでしょう。部署異動や査定が下がることはあるかもしれません。そうなった場合に例えば転職するとか生活水準を下げるなどの選択肢を考えておくと心配事がなくなります。
・日本ではリスクをとっても問題ない
アメリカや外国のニュースではリストラに対して考え方が厳しく、日本と比べて簡単にクビになることが多いです。日本では突然クビになることは少なく、万が一仕事を失って収入がなくなっても生活保護などの法律が整備されていますので、最低限の生活を送ることは可能です。こうしたことを知っておけばストレスや心配事をへらすことができます。
3.ネット上の気になる批判を気にしなくする方法
ネット上の困った人を華麗にスルーする3つのスキルを紹介します。
・ネット上では自分の理想像がこじれるとキツイ
他人のSNS投稿と自分を比較して、理想の自分に近づけないことで本人が悪いことを棚に上げて他人を攻撃してしまいます。そうした人には近づかないことがよいです。
・ネットで絡んでくる人は正義感を持っている
シェアやリツイートなどの情報拡散やマイナス感情を持つ人の増加によって居酒屋での愚痴などが世界中で広がってしまっています。自分達は正義なので、悪いことを指摘してもいいと謎の集団心理が働き、自分のマイナス感情を解消しています。こういった人に対しても近づかないことです。
・自分に関係ないことを気にするだけ無駄
自分が関与できないことを気にするだけ無駄で、戦争に賛成か反対、オリンピックをやるべきだったか、コロナワクチンを自己負担すべきかなど自分の意見を持つことは大切ですが、自分の考えでどうにも変えることができないことを必要以上に考えてもストレスとなるだけです。自分の好きなことややると楽しくなることなどの自分に対して有意義なことに時間を使いましょう。
【感想】
私は今まで他人の問題や自分では解決できない事まで必要以上に考えてしまい、解決できずに悩んでいました。この本を読むことで、自分と他人に境界線を引き、自分の問題と他人の問題を切り分けることがストレスを減らす方法だと理解できました。他人に優しくしすぎることが決していいことではないので、優しさを履き違えないようにしたいと思いました。