絶対にミスをしない人の脳の習慣
本日、紹介するのは樺沢紫苑さんの「絶対にミスをしない人の脳の習慣」という本です。
【こんな人におすすめ】
・仕事や学校でミスが多い人
・脳科学に興味がある人
・毎日の生活を充実させたいと思っている人
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【あらすじ】
何をやってもミスなくこなす人がいる一方で、いつもミスばかりする人もいます。この人達の違いは先天的なものや才能ではなく、ワーキングメモリの鍛え方を知っているかどうかであり、ワーキングメモリは後天的にも発達させることができます。いい脳の習慣を身につけるためにはワーキングメモリについて理解し、鍛えることが近道になります。
この本ではミスをしないためのワーキングメモリについて3つのポイントを紹介しています。
1.ワーキングメモリとは
ワーキングメモリとは記憶を一時的に保存する容量のことで、ワーキングメモリが多いと頭が良いとも言い換えることができます。作業机の広さと置き換えるとイメージしやすく、机が広ければいろいろな書類などを広げて比較できるようなイメージです。このワーキングメモリを鍛えることで頭の回転が速くなり、結果としてミスが減ることになります。
2.ワーキングメモリを鍛える方法
具体的にワーキングメモリを鍛える方法は以下の9つあります。
・読書
・7時間以上の睡眠
・記憶力を使う
・料理
・暗算
・マインドフルネス
・自然の中での運動
特に睡眠不足の状態では作業時間が増えたり、ミスが増えたりする研究結果が出ており、睡眠時間が6時間未満の場合は顕著であると言われています。睡眠時間には個人差がありますので、自分に合った睡眠時間を確保することがおすすめです。
3.作業効率UPする方法
作業効率UPする方法として以下の3つを紹介します。
・デュアルタスク
・手書きメモ
・3ポイント勉強法
デュアルは2つのことで例えば有酸素運動と脳トレを同時に行うことで、脳が鍛えられたりいいアイデアが思いつきやすいです。手書きメモは、手で書くことによって脳に刺激を与えることやメモに書くことで一時的にワーキングメモリから削除することができます。3ポイント勉強法は、3つの塊で覚えることで記憶しやすいという脳科学の特徴を捉えています。
【感想】
私は今まで細かいことでミスをするたびに小手先のやり方が悪かったと考えていたのですが、この本を読み根本的なワーキングメモリが不足していたことを実感しました。ワーキングメモリは適切な睡眠や有酸素運動、料理など普段の生活でも鍛えることができることがわかったので、無理のない範囲で生活に取り入れて脳を鍛えていき、ミスを減らしていきたいです。