のび太という生きかた
本日、紹介するのは横山泰行さんの「のび太という生きかた」という本です。
【こんな人におすすめ】
・努力が苦手な人
・特別な能力がない人
・でも、明るい未来を手に入れたい人
【あらすじ】
誰もが見たことあるドラえもんでのび太はジャイアンにいじめられたり、母親からも怒られていつもクヨクヨしていてドラえもんの道具に頼ってピンチを克服するイメージがるのですが、実はのび太の生き方を真似することで楽しくて幸せな人生を送ることができます。
1.のび太流夢の叶え方
のび太は一見するとダメな人間のイメージがありますが、実は夢を叶えるためにすぐに行動を起こしたり、羨ましいと思ったことを諦めずに欲しい物以上のものを手に入れてしまいます。そして、実は具体的にやりたいことを声に出してドラえもんに助けを求めていて、この部分は我々も真似できることです。やはり、願いを叶えるためには具体的に何を欲しいのかを声に出すことが成功する第一歩なのです。そして、相手を妬むのではなく自分が行動を起こすことが大切です。
2.のび太なりの努力で十分
実はドラえもんは最初からのび太に手を貸してくれるわけではなく、のび太が自分なりに行動して解決できないことに対して助けを求めているのです。そして、自分の理想を声に出してドラえもんに求めているから思いが届くのです。失敗しても行動すれば何か得られるものがあったり、何もしなければ何も得られないということがわかるのです。更にモチベーションは思いついた時が一番高いので、失敗を恐れずに行動しましょう。
3.のび太がひきこもりにならないわけ
いじめられているのび太がひきこもりにならないのは希望に満ちた未来の可能性を持っているからで、しずかちゃんと結婚するという未来の夢を信じているからどんな理不尽にも絶えて、元気に学校に行くことができるのです。それでも立ち直れないほど落ち込んでしまった時は、家族や友達誰でもよいので、誰かに愛されていることをはっきりと思い出すことが大切です。
【感想】
私は今までのび太は困ったことはすぐにドラえもんに助けを求めるダメな人間かと思っていましたが、この本を読んでその考えが変わりました。のび太は自分の理想をきちんと持っていてそのために行動もするし、それでいてガツガツしていないというある意味理想の生き方をしています。私も参考にしていきたいです。